
最近、朝起きると喉や鼻が乾燥していて辛いな・・・。
加湿器が欲しいけど、赤ちゃんがいる家庭でも安全に使うには、どの加湿器がいいのかな?
乾燥が気になる季節、適度な加湿は大人だけでなく赤ちゃんにとっても、とても重要なんです!
ということで、この記事では、実際に我が家が加湿器を購入する際に調べた、「赤ちゃんがいる家庭におすすめの加湿器の選び方」や「安全に使うためのポイント」をご紹介していこうと思います♪
・赤ちゃんに加湿器が必要な理由
・加湿器の種類と赤ちゃん家庭におすすめの加湿器
・赤ちゃん家庭で加湿器を安全に使うポイント
この記事が、加湿器の購入を検討している方の参考になれば幸いです♡
そもそも加湿器って必要?
私の経験から、加湿器はあった方が良いです。
なぜなら、加湿器があった方が効率よく確実に加湿することができるからです。
じつは、これまでは、加湿器を使う代わりとして、濡れタオルを干しておくというやり方をしていた我が家。
ですが、この方法では、期待したほど加湿はされず、朝起きてタオルを触ってみると、タオルは濡れている(むしろ濡らし過ぎて水が滴っている)状態なのにも関わらず、乾燥している感じがしていたんです。
だったら、効率よく部屋の湿度を上げるためにも加湿器を使った方が良いですよね!
加湿器を使えば、短時間で確実に部屋の湿度を上げることができます。
事実、実際に加湿器を使ってみて加湿力の高さに驚き、もっと早くから使えばよかったと後悔しました。
なので、加湿器の購入を悩んでいる方には、ぜひ加湿器の利用をおすすめします!
赤ちゃんにとって、加湿器が必要な理由とは?
大人にとっても、加湿器は乾燥する時期にとても頼りになる家電ですが、実は赤ちゃんにとっては、大人以上に必要な家電なんです!
赤ちゃんにとって加湿器が必要な理由は3つ
- 赤ちゃんをウィルス感染のリスクから守るため
- 鼻や喉の粘膜を保護するため
- 赤ちゃんの肌を乾燥から守るため
です。
それでは、一つずつお話ししていきますね。
【理由その1】ウィルス感染のリスクから赤ちゃんを守るため
生後半年ころまでは、ママからの免疫で自分の体を守ることができているといわれる赤ちゃんですが、生後半年を過ぎると徐々にその免疫は減っていくと言われています。
でも加湿器があれば、そんな赤ちゃんを風邪などのウィルス感染のリスクから守ることができるんです。
なぜなら、ウィルスは湿度40%以下の乾燥した空気中で拡散しやすいため、湿度をあげることで、風邪やインフルエンザなどのウィルス感染のリスクを抑えることができます。
つまり、加湿をきちんとしてあげることで、大事な赤ちゃんを風邪などのウィルス感染から守ることができるんです。
赤ちゃんをウィルス感染のリスクから守ってあげるためにも加湿器が必要ということですね。
【理由その2】鼻や喉の粘膜を保護するため
乾燥した空気の中にいると、鼻や喉の粘膜が乾燥しませんか?
大人にとっても、とても不快な症状ですが、実は体の小さな赤ちゃんは大人以上に、この影響を受けていると言われているんです。
そして、鼻や喉の粘膜が乾燥すると、粘膜のバリア機能が弱くなってしまい、そこから喉が痛くなったり、風邪やインフルエンザなどのウィルスが入ってきて体調を崩す原因になります。
ですが、加湿をすることで空気が潤うので、そんなお悩みも解決することができます。
鼻や喉の粘膜を乾燥から保護するためにも、加湿器は必要というわけです。
【理由その3】赤ちゃんの肌を乾燥から守るため
特に冬場,皮膚が乾燥して痒くなることってありませんか?
このトラブル、実は赤ちゃんも同じで、赤ちゃんの肌も乾燥するとカサカサしてしまいます。
しかも、赤ちゃんの皮膚って実は大人の半分の厚さしかないので、とてもダメージを受けやすいんです。
そんな赤ちゃんの肌には保湿剤を使った保湿だけではなく、空気を加湿して乾燥を防いであげることが、とても大切になってきます。
そのため、しっかりと加湿ができる加湿器は大人だけでなく、赤ちゃんのためにも必要なアイテムです。
加湿のし過ぎは逆にNG!赤ちゃんに最適な湿度は何パーセント?
赤ちゃんに最適な湿度は、50〜60%と言われています。
ここまで、加湿することの大切さをお話ししましたが、実は加湿のし過ぎも良くありません。
なぜなら、加湿をし過ぎてしまうと、カビやダニなどの雑菌が繁殖しやすくなり、気管支喘息やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎を引き起こしてしまう可能性があります。
また、自宅の建材を傷めてしまう恐れもあります。
そのため、加湿をして、湿度をあげることは大切ですが、少なくとも2時間に1回は換気をして、適度な湿度を保つことが大切です。
どれを選ぶ?加湿器は大きく分けて4タイプ!それぞれの特徴は?
加湿器には、「超音波式」、「スチーム式」、「気化式」、「ハイブリット式」の4タイプがあり、それぞれ加湿の方法が違います。
それぞれメリット、デメリットがあるので、使うシーンに合わせて選ぶのがおすすめです。
それでは、それぞれについてお話ししていきますね♪
超音波式の加湿器は、超音波の振動で水をミストに変え、発生したミストにファンで風を当てて、空気中に拡散させて加湿をします。
メリット
・比較的価格が安い
・消費電力が小さいため、電気代もそこまでかからない
・ヒーターを搭載していないため、本体が熱くならない
・コンパクトでデザイン性の高いモデルが多く、置き場所に困らない
デメリット
・加湿器のタンクやトレー、フィルターのお手入れを怠ると雑菌やカビが発生し、それを空気中に撒き散らしてしまう
・こまめなお手入れが必要
・水の粒子が大きいため、壁紙やカーテンを湿らせたり、傷ませたりする恐れがある
・加湿し続けるため、過加湿につながる恐れがある
おすすめポイント
・おしゃれなデザインで手頃な価格のものが多く、インテリアとしても人気
・コンパクトで静かなので、寝室におすすめ
スチーム式の加湿器は、ヒーターの熱で水を加熱し、発生した蒸気をファンで空気中に拡散して加湿をします。
やかんでお湯を沸かした時のイメージです。
メリット
・水を沸騰させるため、雑菌が繁殖しにくく衛生的
・ヒーターを使って高温の蒸気を拡散しているため、部屋も温かくすることができる
・短時間で加湿することができる
・お手入れが簡単
デメリット
・加熱に電力を使うので、電気代が上がる
・吹き出し口や出てくる蒸気に誤って触ったり、加湿器を転倒させてしまった場合、ヤケドの恐れがある
おすすめのポイント
・清潔な蒸気で加湿ができる
・フィルターがないので、お手入れが楽ちん
・温かい蒸気で素早く加湿しながら、室温も上げられる
気化式の加湿器は、水を含んだフィルターにファンの風を当てて加湿をします。
濡れたタオルに扇風機の風邪を当てているようなイメージです。
メリット
・消費電力が小さいため、電気代がそこまでかからず、加湿器が熱くならない
・水の粒子が小さいため、結露ができにくい
デメリット
・加湿力が他の3タイプと比べると弱い
・定期的なフィルターのお手入れが必要
・ファンの運転音が聞こえる
・フィルターが常に濡れているため、雑菌繁殖のリスクがある
おすすめポイント
・ヒーターを使っていないため加湿器が熱くならず、小さい子どもがいるご家庭でも使いやすい
・自己調湿機能が搭載されていて、必要以上に加湿されないので、過加湿を防げる
ハイブリッド式の加湿器には、「加熱気化式」と「加熱超音波式」の2種類があり、それぞれ加湿の方法が違います。
「加熱気化式」は、水を含んだフィルターにファンで温風を当てて加湿をし、「加熱超音波式」はヒーターで温めた水を超音波の振動でミストにして加湿をします。
メリット
・静音ながら、加湿力が高め
・スピーディーに加湿ができる
・スチーム式よりは電気代がかからない
デメリット
・複雑な構造になっているので、本体価格が高め
・ヒーターを使う分、電気代が高くなる
おすすめポイント
・熱い蒸気が吹き出すことがなく、雑菌も放出しにくいため、安全で衛生的に使える
・赤ちゃんのいるご家庭でも安全に使いやすい
赤ちゃん家庭におすすめの加湿器は〇〇!
ここまで、加湿器の4タイプをご紹介しましたが、赤ちゃんのいるご家庭には、「スチーム式」か「ハイブリッド式」の加湿器がおすすめです。
なぜなら、「スチーム式」なら、衛生的かつスピーディーに加湿ができる上に、お手入れが楽で、「ハイブリッド式」なら、熱い蒸気が吹き出すことがないので安全で、衛生的に使うことができるからです。
ただし、スチーム式の場合は熱い蒸気でヤケドをしないように、赤ちゃんの手の届かない安全な場所に加湿器を置くなどの工夫をしてあげてくださいね。
ちなみに、おしゃれなデザインが多く、コンパクトで静かな超音波式ですが、内部の構造が複雑で、お手入れがしにくいため、赤ちゃんのいるご家庭には、あまりおすすめできません。
赤ちゃんのいる家庭で安全に使うポイント
赤ちゃんのいるご家庭で加湿器を安全に使うためにも、加湿器のお手入れと蒸気でのヤケドにはくれぐれも注意しましょう。
加湿器のお手入れをしっかりと
加湿器による加湿で1番怖いのは、カビや雑菌などを撒き散らしてしまうことです。
カビや雑菌は、お手入れを少し怠っただけで、すぐに繁殖してしまいます。
衛生的に加湿ができるよう、毎日きちんと加湿器のお手入れをしましょう。
スチーム式はヤケドに注意!
スチーム式は、加熱して加湿をするので衛生的ですが、蒸気で加湿する分、ヤケドには注意が必要です。
赤ちゃんが誤って蒸気に触ってしまったり、加湿器を転倒させてしまうことがないよう、加湿器を置く場所をきちんと確保するようにしましょう。
いかがだったでしょうか?
乾燥の強くなる時期、赤ちゃんにとっても、加湿はとても大切です。
安全な加湿器の利用で、ぜひ赤ちゃんにとって快適な空間を作ってあげてくださいね♪